【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】古い電車

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心霊じゃないけどさ・・・・・
不思議は不思議なできごと。

小学校低学年の頃。

家の近所に市電、
つまりちんちん電車が一両捨てられていた。

原っぱの一角に錆びだらけで放置された車両。

今考えてみればちょっと薄気味悪いが、
当時の子供たちにはかっこうの遊び場だった。

子供のよく作る秘密基地、
この車両も当然ながら秘密基地化していた。

その日、私はひとりで秘密基地で遊んでいた。

いつものメンバーがほかで遊んでいることは知っていたが、
なぜか猛烈にここに来たくなったのだ。

ひとりということで妄想全開で遊んでいると、
急にひとりの女の子がはいってきた。

同じくらいの歳の子だが見たことのない子だった。

そして入ってくるなりこう言ったのだ。

「あっ、ほんとにいた!」

普通、この手の話だと
この女の子が実は……ってなことになるのだが、
昨日引っ越してきたばかりの『生身の』女の子だった。

歳も同じ。

彼女は続けてこんなことを言った。

「昨日夢を見たの。
きれいな女のひとが、
古い電車を見つけることができたら友達ができる、
って言う夢」

夢を信じ、
来たばかりで右も左もわからない街で
電車を探してまわったそうだ。

そんなものがあるかどうかもわからないのに。

でも原っぱでほんとうに電車を見つけ、
ほんとうに同い年の私を見つけたのだという。

「友達になってくれるよね」

不思議な出会いであるが、
断る理由はなかった。

彼女とは現在もつきあいがある。

というか……今私の嫁になってます。


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