【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

ホーム > アーカイブ - 2017年04月

【じわ怖】遺影

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小話を一つ。

季節は春で、
僕がまだ小学校にも上がっていなかった頃の話だ。

その日、僕は家族と一緒に
母方の祖父母の家に遊びに来ていた。

まだ夕飯を食べる前だったから、
時刻は午後六時か七時か、
その辺りだっただろうか。

大人たちは居間でおしゃべりをしていて、
僕はその隣の神棚のある部屋で、
従姉で二つ年上のミキちゃんという子と
おままごとをして遊んでいた。

いや、遊ばれていたと言った方が正しいかもしれない。

【じわ怖】やまびこ

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以下は友人のKから聞いた話だ。

………………

季節は夏で、
俺は当時小学校の高学年くらいだったと思う。

家族で父方の親戚の家に泊まりに行った時のことだ。

毎年一度はやっている親族の集まりだった。

夜、酒を飲むばかりの大人たちに退屈していた俺と四つ年上の姉貴は、
何か面白いものはないかと探し回り、つ
いに隣の村で祭りをやっているという噂を聞き付けた。

そしてこれはもう行くしかないと、
無理やり親戚のおじさん(下戸)を一人引っ張って、
車を出してもらった。

【じわ怖】UFOと女の子 冬

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あの夏から約十年が過ぎた。

大学二年の冬休みのある日。

ひょんなことで故郷の街に戻ってきた僕は、
友人のSとKと三人であのデパートを訪れていた。

そのひょんなことと言うのは、
冬休みに入る前、
大学の学食で三人で昼食を食べていた時のこと。

Kの提案で、
その場でそれぞれ子供時代の不思議な思い出を語ることになり、
僕はあの夏デパート屋上での話をした。

それに思わぬ食いつき方をしたのが、
オカルティストのKだった。

「うおおUFOとかマジかよ!
なあ、今度さ、そのデパート行ってみようぜ」

僕が散々十年以上前の話だし
今行っても仕方がないと説明しても、
Kは聞く耳も持たなかった。

【じわ怖】UFOと女の子 夏

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そろそろ二十世紀が終わろうかという年の九月のことだった。

当時まだ十歳にもなっていなかった僕はその夏、
一人の宇宙人に出会った。

僕が住んでいた街の外れには、
四階建てのそこそこ大きいデパートがあって、
そこの屋上は、小さな子供たちが遊べるスペースになっていた。

百円玉を入れると動き出すクマやパンダの乗り物や、
西洋のお城の形をした巨大なジャングルジム、
クモの巣状に張られたネットの真ん中に、
トランポリンが付いている遊具とか。
とにかく、子供心をくすぐるような場所だった。

それらいくつかの遊具の中に、
銀色のUFOの形をした遊具があった。

当時はそれがアダムスキー型だということは知らなかった。

UFOの下部にはやじろべえの様に支柱あって、
子供が中に入って動き回ると
その重心が移動した方にぐらりと傾くのだ。

【じわ怖】言伝

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大学時代の冬のある日のことだった。

その日一日の講義が終わってから、
僕は友人のSとKと三人で心霊スポット巡りに繰り出していた。

言いだしっぺはK、車を出すのはS、僕はおまけ。

いつものメンバー、
いつものシチュエーションだった。

目的地は、
僕らの住む町から幾分遠い場所にある、
今は入居者のいない古い集合住宅。

噂だと、
そこには複数の首のない幽霊が出るらしいのだけれど。
結論から言うと、今回はハズレだった。

あたりが暗くなってから
ようやく目的の廃マンションにたどり着いた僕らを迎えてくれたのは、
色とりどりの落書きと、
階段の踊り場で季節外れの花火をするマナーの悪い先客だった。